FOLLOW US

大地を揺らす歓喜? 36年ぶりW杯出場のペルー、得点直後に珍現象発生

2017.11.17

熱狂的な応援で代表チームを後押ししたペルーのサポーター [写真]=Getty Images

 15日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 大陸間プレーオフ・セカンドレグで、ペルー代表はニュージーランド代表に2-0と完封勝利。9大会ぶり5回目の本大会出場を決めた。36年ぶりの快挙を喜んだペルー代表サポーターの興奮は、思わぬ珍現象も起こしていたようだ。16日のドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 プレーオフのファーストレグをスコアレスドローで終え、本大会出場を決めるためにはセカンドレグで勝利が必要だったペルーは、28分にかつてシャルケでDF内田篤人の同僚だったMFジェフェルソン・ファルファンが先制ゴールを決めた。

 すると先制点の直後、チリの地震観測所がツイッター上で「信じられない。ペルーのゴールの後で、計測器の針が振れた」と投稿。パブリックビューイングで試合を見守っていた大勢のサポーターが先制点に歓喜して飛び跳ねたりした結果、首都リマ近郊に設置されていた地震計測器が揺れを感知したという。

 さらに同観測所は「リマ付近で自然の地震は発生していません。計測器の作動はペルーのサポーターによって引き起こされました」と再度メッセージを掲載。自然災害によるものではないことを正式に認めた。

「本大会出場を決めた場合、プレーオフ・セカンドレグの翌日は休日とする」という異例の声明が政府から出されるなど、国全体で本大会の出場権獲得に懸けていたペルー。サポーターの歓喜は、大地を揺らすほどのものだったようだ。

(記事/Footmedia)

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO