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スウェーデンのW杯出場の“立役者”ヨハンソン、前十字じん帯損傷か…本大会欠場のおそれも

2017.11.14

プレーオフセカンドレグで負傷交代したヨハンソン [写真]=Getty Images

 AEKアテネに所属するスウェーデン代表MFヤコブ・ヨハンソンが、14日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選プレーオフのイタリア代表戦で負傷し、前十字じん帯損傷の大ケガを負ったおそれがあるという。ギリシャメディア『SDNA』が伝えている。

 欧州予選のグループAではフランス代表に次ぐ2位フィニッシュとなり、プレーオフ進出を果たしたスウェーデン。ホームで行われたファーストレグで、ヨハンソンは貴重なゴールを挙げ、イタリア代表相手に1-0と先勝を収めた。敵地でのセカンドレグはスコアレスドローに終わったため、2戦合計1-0で3大会ぶりの本大会出場を決めた。

 まさにW杯出場の立役者となったヨハンソン。しかしセカンドレグでは先発出場を果たしたものの、19分にボールをトラップしようと足を伸ばした際に左膝を痛め、負傷交代。担架に乗せられピッチを後にしていた。

 同メディアによれば同選手は病院で検査を受ける予定となっており、最悪の場合は前十字じん帯を損傷しているおそれもあるという。長期離脱となればW杯本大会に出場できない可能性もあり、スウェーデン国内では早期復帰を祈る声が挙がっている。

 ロッカールームでも、スウェーデン代表のチームメイトたちが同選手のユニフォームにすぐにメッセージを書き込み、病院にいる同選手にプレゼントとしたとの情報も。スウェーデン代表のドクターを務めるアンダース・ヴァレンティン氏は「詳しい症状はまだ分からないが、前十字じん帯損傷の可能性も否定できない」とコメントした。

 2013年1月からA代表に招集されるヨハンソンはこれまで14試合に出場し、1得点を挙げている。

By サッカーキング編集部

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