ミスから喫した失点を振り返ったブッフォン [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第2節が6日に行われ、グループGではイタリア代表がスペイン代表が対戦し、1-1で引き分けた。自身のミスから先制ゴールを許したGKジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)が試合後、プレーを回想して心境を明かした。イタリアメディア『Tuttomercatoweb.com』がコメントを伝えている。
ブッフォンは55分、相手のスルーパスに反応し、ペナルティーエリアの外に出て足でのクリアを試みた。しかし、ボールを蹴り出そうとした右足でまさかの空振り。後方に流れたボールをスペインのMFビトーロ(セビージャ)に拾われ、無人のゴールへ流し込まれてしまった。
ブッフォンは自身のミスについて「“どのように蹴ろうか”とあまりにも多くのことを考えてしまったせいで、ミスをしてしまった。“相手を蹴ってしまうのではないか”と不安になり、別の方法で蹴ろうと考えた結果、失敗をしてしまったんだ」と振り返り、以下のように続けた。
「この試合が(今後に向けた)経験となるだろう。前半はあまりにも臆病な戦いをしてしまった。それでもリードを許した後、自分たちが試合を作ることができるということを証明した」
「1年半後に行われるワールドカップを見据え、ここから再スタートしなければならない」
シュートゼロに終わった前半の戦いを反省しつつも、終盤に同点に追い付いた粘りを前向きに捉えたブッフォン。苦しい試合で勝ち点1を獲得し、イタリアはワールドカップとユーロの予選における連続無敗記録を「52」に伸ばした。次節は9日、マケドニアとアウェーで対戦する。
By サッカーキング編集部
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