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コパ・アメリカ王者は不振抜け出せず チリ、敵地でエクアドルに3失点完敗

2016.10.07

エクアドル代表に完敗を喫したチリ代表 [写真]=LatinContent/Getty Images

 2018 FIFAワールドカップロシア 南米予選第9節が6日に行われ、エクアドル代表とチリ代表が対戦した。

 これまで4勝1分け3敗でプレーオフ出場となる5位につけるエクアドルが、コパ・アメリカ2連覇を達成しながらも3勝2分け3敗で7位に沈んでいるチリをホームに迎えての一戦。エクアドルはアントニオ・バレンシア、チリはアレクシス・サンチェスらが先発に名を連ねた。

 先制したのはホームのエクアドル。19分、左サイドからエネル・バレンシアがグラウンダーで折り返すと、エリア内右でこれを受けたA・バレンシアがワントラップから右足のシュートをゴール左に沈めた。

 勢いに乗るエクアドルはさらに23分、右サイドから攻撃を仕掛けると、エリア内左でルーズになったボールにクリスチャン・ラミレスが反応。左足を振り抜き、強烈なシュートをゴール左下に突き刺した。

 このまま2-0で迎えた後半立ち上がりの46分、エクアドルが決定的な3点目を奪う。エリア手前右からA・バレンシアが放ったグラウンダーのミドルシュートを、ゴール前のフェリペ・カイセドがコースを変えてゴール左に流し込んだ。

 3点のビハインドを背負ったチリはエースのサンチェスが不発に終わるなど、最後までゴールを割ることはできず、試合は3-0で終了。エクアドルが南米王者チリに快勝を収め、勝ち点3を獲得した。

 次節、エクアドルは11日に敵地でボリビア代表と、チリは同日にホームでペルー代表と対戦する。

【スコア】
エクアドル代表 3-0 チリ代表

【得点者】
1-0 19分 アントニオ・バレンシア(エクアドル)
2-0 23分 クリスチャン・ラミレス(エクアドル)
3-0 46分 フェリペ・カイセド(エクアドル)

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