デ・ロッシが決めたPKが、イタリア唯一の枠内シュートだった [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第2節が6日に行われ、グループGではイタリア代表とスペイン代表が対戦。ホームのイタリアが1-1の引き分けに持ち込んだが、枠内シュートは同点ゴールの1本のみだったようだ。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』が伝えている。
予選屈指の好カードとなった一戦。イタリアは55分にGKジャンルイジ・ブッフォン(ユヴェントス)のミスから先制ゴールを許し、苦しい展開を強いられた。それでも82分、MFダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)がPKを決めて同点に追い付き、引き分けに持ち込んだ。
『UEFA.com』によると、イタリアが同試合で放ったシュートは6本のみ。うち4本は枠外に飛び、1本は相手選手にブロックされたという。つまり枠内に飛んだシュートは、デ・ロッシが決めたPKでの同点ゴールのみだったということだ。
苦戦を強いられた証拠とも言えるが、“効率良く”ゴールを決め、勝ち点を得たとも捉えられるだろうか。逆に、枠内シュート1本の相手と1ポイントを分け合う形となったスペインにとっては悔やまれる一戦と言えるかもしれない。
スペイン紙『マルカ』は「イタリアの(枠内)シュートは1本だけ。それがPKだった」と見出しを掲げ、「イタリアはチャンスを最大化し(て活かし)た」と記した。同紙は、イタリアが前半に放ったシュートがゼロだったことにも触れ、スペインが主導権を握っていたことを示すデータを紹介している。
イタリアの次節は9日、マケドニアとアウェーで対戦。スペインは同日、アルバニアとのアウェーゲームに臨む。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト