(左から)1986年メキシコW杯、1994年アメリカW杯、2015年カナダ女子W杯 [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長が、2026年のワールドカップ(W杯)をアメリカ、カナダ、メキシコの三カ国共催にするという案を検討していることを明かした。アメリカメディア『CBS Sports』が6日付で伝えている。
2002年の日韓大会以来、複数国での共催がなされていないW杯だが、2026年には北中米の三カ国で共催される可能性が出てきた。単独で開催を決行するには、カナダは2015女子W杯の際に火傷の恐れがある人工芝を採用したことが問題とされており、アメリカは1994年W杯のホスト国、メキシコは1986年W杯のホスト国であった点がネックとなっているようだ。
また、1998年フランスW杯から32枠の出場国数を採用してきたFIFAは、2026年大会に出場国数を40枠に増やす計画を明らかにしている。インファンティーノ会長は「この2つのトピック(出場枠の増加と3カ国での共催)は議題に上がって議論が進んでいる」と語った。
なお、2018年大会はロシアで、2022年大会はカタールで開催される予定。