同点ゴールをアシストしたアルゼンチン代表MFディ・マリア(右) [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第8節が6日に行われ、ベネズエラ代表とアルゼンチン代表が対戦した。
ベネズエラはW杯南米予選第7節を終えてまだ勝ちがなく、勝ち点1で最下位。一方のアルゼンチンは前節ウルグアイ代表との上位対決を制して、首位に浮上している。しかしながら、ウルグアイ戦で決勝点をマークしたバルセロナに所属するFWリオネル・メッシは負傷のため離脱しており、エース不在の中での一戦となった。
試合は34分にホームのベネズエラが先制に成功する。エリア付近右でフアンピがボールを受けると、相手DFを2人かわして中央に持ち込む。左足を思い切り良く振りぬくと、ゴール左上に鮮やかに突き刺さった。前半はベネズエラの1点リードで折り返す。
後半に入って52分、ベネズエラが追加点を挙げる。エリア内左に侵入したマリオ・ロンドンのラストパスを受けたホセフ・マルティネスがGKセルヒオ・ロメロの位置を確認して、冷静にゴール左に流し込んだ。
2点のビハインドとなったアルゼンチンがすぐさま反撃。58分、エリア内中央でパスを受けたルーカス・プラットが相手DFとボールを取り合いながら右足を振りぬく。ボールはゴール右に決まり、1点差に詰め寄る。
さらにアルゼンチンは83分、右CKからアンヘル・ディ・マリアが左足で低いクロスを供給する。エリアに中央に飛び込んだニコラス・オタメンディが右足で合わせ、試合を振り出しに戻した。
試合はこのまま終了し、2-2の引き分けに終わった。ベネズエラは2点のリードを守れず、同予選初勝利とはならず。一方のアルゼンチンは連勝が4でストップしている。
次節は10月6日、ベネズエラはウルグアイ代表と、アルゼンチンはペルー代表とそれぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
ベネズエラ代表 2-2 アルゼンチン代表
【得点者】
1-0 34分 フアンピ(ベネズエラ代表)
2-0 52分 ホセフ・マルティネス(ベネズエラ代表)
2-1 58分 ルーカス・プラット(アルゼンチン代表)
2-2 83分 ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン代表)
By サッカーキング編集部
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