シルバの2ゴールなどでスペインが快勝した(写真は1日のベルギー代表戦) [写真]=Photonews via Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選グループG第1節が5日に行われ、スペイン代表とリヒテンシュタイン代表が対戦した。
ユーロ2016をベスト16で終えたスペイン代表はビセンテ・デル・ボスケ前監督が退任。新指揮官のフレン・ロペテギ監督のもとでの初陣となった1日の国際親善試合では、ベルギー代表に2ー0で勝利し白星スタートを切った。W杯予選の初戦は、FIFAランキング182位と格下のリヒテンシュタイン代表をホームに迎える。
スペインはGKダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)、DFジェラール・ピケ(バルセロナ)、セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)、MFビトーロ(セビージャ)、ダビド・シルバ(マンチェスター・C)、ジエゴ・コスタ(チェルシー)らがスタメンに名を連ねた。
試合は開始早々にスペインが先制して幕を開ける。左サイドで得たフリーキックをコケが蹴ると、エリア内で待っていたD・コスタがヘディングでゴール左上に流し込み、ネットを揺らした。1ー0とリードする。
その後もスペインが攻撃を仕掛け、リヒテンシュタインが守るという展開が続いた。40分にはコケのミドルシュートを皮切りに、こぼれ球をビトーロやセルヒオ・ブスケツらが立て続けにシュートしたが、守りを固めるリヒテンシュタインに跳ね返された。前半は1ー0で終了する。
後半に入って、スペインの攻撃力が爆発した。55分、後半から出場していたノリートのスルーパスに反応したセルジ・ロベルトがゴール前に抜け出し、落ち着いてネットへ流し込んで2点目。59分には右サイドに抜けだしたビトーロがゴール前に鋭いグラウンダーのボールを送り、これをシルバが押し込んだ。さらに直後の60分には、D・コスタのゴール前へのパスに反応したビトーロが決め、66分にはD・コスタがこの日2点目となるヘディングでのゴールを決める。スペインが一気に5ー0とリヒテンシュタインを突き放した。
ロペテギ監督が68分にアルバロ・モラタを投入すると、同選手も期待に応える。82分、ノリートからエリア内でパスを受けると、フェイクで相手をずらして左足で枠を狙った。GKの右側を抜けてこれが決まり、チーム6点目。モラタは83分にも左足からのミドルシュートを叩き込み、7ー0とした。
試合終了間際の後半アディショナルタイム1分には、ノリートの落としをシルバが左足で強烈なシュート。ゴール左隅に見事なゴールが決まって、8点目。試合はそのままタイムアップを迎え、スペインが8ー0で大勝。ワールドカップ予選で最高のスタートを切った。
【スコア】
スペイン代表 8ー0 リヒテンシュタイン代表
【得点者】
1ー0 10分 ジエゴ・コスタ(スペイン代表)
2ー0 55分 セルジ・ロベルト(スペイン代表)
3ー0 59分 ダビド・シルバ(スペイン代表)
4ー0 60分 ビトーロ(スペイン代表)
5ー0 66分 ジエゴ・コスタ(スペイン代表)
6ー0 82分 アルバロ・モラタ(スペイン代表)
7ー0 83分 アルバロ・モラタ(スペイン代表)
8ー0 90+1分 ダビド・シルバ(スペイン代表)
By サッカーキング編集部
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