開催国決定直後のカタールサッカー協会サーニー会長(左) [写真]=Getty Images
かつてFA(イングランドサッカー協会)の会長職を務め、2018年ワールドカップの同国開催に向けた招致活動にも携わったロード・トリースマン氏が、カタールが2022年ワールドカップ招致に費やした金額は1億1700万ポンド(約217億6500万円)であったことを明かした。6日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
トリースマン氏は同紙に対し、「カタールは招致活動で1億1700万ポンドも使った。とても信頼できる2つの情報源から聞いたことだ。カタールの財政状況を考えると、その莫大な支出も可能であったと思う」とコメントした。
この1億1700万ポンドという額は、イングランドが招致活動に費やした額の約6倍であると見積もられている。
2010年12月、2022年ワールドカップの開催地がカタールに決定した。しかしその後開催国選定に不正があったのではないかという疑惑が浮上し、イングランドが同大会の代替開催を行う意向を示していた。それでも、今年9月にはFIFA(国際サッカー連盟)がカタール・ワールドカップの日程を発表。開催期間が過去の大会よりも短い28日間であることが明らかになった。
By サッカーキング編集部
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