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女子W杯準決勝で13年前の再現へ…大野忍「当時と同じ活躍をしたい」

2015.07.01

イングランド戦の前日会見に臨んだ大野忍 [写真]=FIFA via Getty Images

文=江橋よしのり

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015はいよいよ準決勝に突入。なでしこジャパンは7月1日(日本時間2日)のイングランド戦に備え、前日練習と記者会見を行った。

 6月30日(同7月1日)の午前に行われた練習では、イングランドのセットプレーへの対策に時間が割かれた模様。

 キャプテンの宮間あやは「イングランドはセットプレーからの得点が多く、自信も持っているように感じます。身長ではかなわないけれど、準備の早さと、動くことで対応したいです」と、試合に向けて抱負を述べた。

 午後には佐々木則夫監督と大野忍が記者会見に登壇。大野にとってここエドモントンのコモンウェルス・スタジアムは思い出の地。今から13年前、2002年に開催されたU-19女子世界選手権(現在のU-20女子W杯)に“ヤングなでしこ一期生”として出場して3得点を挙げた縁起のいい場所だ。

「だいぶ昔の話なので全然覚えてないですけれど(笑)、その時と同じぐらいの活躍がしたいです。得点は、誰が決めてもいい。自分もいい形で得点に絡めたらいいですけれど、まずは勝つためにやれることをやりたいと思います」

 そう大野が語ると、佐々木監督も「明日はやってくれると思いますよ」と笑顔を見せた。明日、大野がチームを決勝に導く活躍をしてくれることに期待したい。

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