ゴールを挙げ喜ぶドイツ代表（左）と、肩を落とすブラジル代表（右） [写真]＝FIFA via Getty Images
カナダで開催されているU－20女子ワールドカップは、12日に行われたグループリーグでU－20ブラジル女子代表とU－20ドイツ女子代表が対戦し、1－5でブラジル代表が完敗した。ブラジル・ワールドカップの準決勝でブラジル代表が、ドイツ代表に喫した1－7の歴史的な大敗を思い出させる結果となった。『FIFA.com』が試合結果を伝えている。
試合は、ブラジル代表FWキャロルが41分に先制点を挙げて、試合の均衡を破り、前半を折り返す。
しかし後半は、一転しドイツ代表が50分にFWサラ・ダエブリッツが同点弾を決めると、64分にMFポーリーン・ブレマーが逆転ゴール。78分にまたもダエブリッツが追加点をあげると、後半ロスタイムにダブリエッツ、ブレマーがそれぞれ91分と93分に1点ずつあげ、5得点を挙げ、5－1でブラジルに完勝した。
男子のA代表がブラジル・ワールドカップで1－7の大敗を喫した因縁のドイツ代表だったが、U－20ブラジル女子代表もU-20ドイツ女子代表相手に完敗。この結果、同代表はグループリーグで2敗1分けの勝利なしでカナダ・U－20女子ワールドカップから敗退となった。