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スアレスがスポーツ仲裁裁判所で供述、処分軽減を訴え

2014.08.09

スアレスが噛みつき行為について供述した [写真]=Getty Images

 バルセロナ所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレスが8日、スイスにあるスポーツ仲裁裁判所にて、5時間に渡って供述を行った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 スアレスは、代理人のペレ・グアルディオラ氏と共にスポーツ仲裁裁判所を訪れ、供述後はバルセロナに戻った。ウルグアイサッカー協会の役員も同席し、15分間の休憩が1回あっただけだったという。法廷の聴衆にはバルセロナのクラブ付き弁護士も座っていた。

  スアレスはブラジル・ワールドカップのイタリア代表戦で、ユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニに噛みつき、ウルグアイ代表の公式戦9試合、4カ月のサッカー活動の禁止処分を受けていた。そのため、今夏に入団したバルセロナでも、入団会見も新たな同僚とのトレーニングもできておらず、処分軽減を求めてスポーツ仲裁裁判所に訴えを起こしていた。スポーツ仲裁裁判所が処分軽減しなければ、10月26日まで公式戦には出場できず、チームメートと共にトレーニングをすることができない。

 スアレスの弁護士であるアレハンドロ・バルビィ氏は、同選手の供述後にメディアの取材に応じ、「満足している。今は結果を待つだけ」と、コメントした。スポーツ仲裁裁判所のが禁止処分を軽減するかどうかは8~10日後にわかるという。同弁護士は、「選手が少しでも早くプレーしたいと思うのは自然なことだ。1人で、ジムでトレーニングするのとチームとトレーニングするのは同じではない」とコメントを残している。  

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