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日本の高校でプレー経験ある豪代表DFデイヴィッドソンがWBAに加入

2014.08.06

オーストアリア代表としてブラジルW杯に出場したデイヴィッドソン [写真]=Getty Images

 ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)は5日、エールディビジに所属するヘラクレスからオーストラリア代表DFジェイソン・デイヴィッドソンを完全移籍で獲得し、クラブ公式サイト上で発表している。契約期間は2年で、背番号は14番に決定した。なお、WBA側には同契約終了後に契約を延長するか否かの決定権が与えられる。また、移籍金の詳細に関しては公表されていない。

 WBAを率いるアラン・アーバイン監督は、「我々がジェイソンを獲得するための取引を完了させたことをうれしく思っている。彼は(ブラジル・)ワールドカップで素晴らしい経験をした。3つのトップチーム(チリ、オランダ、スペイン)を相手に非常に良いプレーを見せていた。彼は多くのエネルギーと、前への推進力を備えた良いDFだ」と語り、オーストラリア代表としてブラジル・ワールドカップのグループリーグ全試合に出場した左サイドバックの実力を評価し、同選手の獲得を喜んでいる。

「私は、彼の獲得に際して(オーストラリア代表FW)ティム・ケイヒルと話をした。そして、彼はジェイソンがプレーヤーとしても人間としても優れていると太鼓判を押してくれた」

 日系人の元オーストラリア代表DFアラン・デイヴィッドソンを父に持つジェイソン・デイヴィッドソンは、2005年に来日し、祖母の母国である日本の成立学園高校サッカー部に在籍。その後、オーストラリアのヒューム・シティでプロとしてのキャリアをスタートさせると、ポルトガルのパソス・デ・フェレイラを経て2012年からはヘラクレスでプレーしていた。

(記事/超ワールドサッカー)

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