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モウリーニョはメッシを擁護「準優勝でも歴史に残る選手」

2014.07.15

メッシのMVP受賞について言及したチェルシーのモウリーニョ監督[写真]=Getty Images

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、ブラジル・ワールドカップ決勝でドイツ代表に延長の末、0-1で敗れたアルゼンチン代表の主将であるFWリオネル・メッシに対し、「尊重されるべき」と非難の対象にしてはならないとコメントした。自身がアンバサダーを務めた『ヤフースポーツUK』に対して語った。

 グループリーグでは4得点を挙げながら、決勝トーナメントは得点を挙げられず。さらには大会MVPとなり、その選出に疑問の声も聞こえるメッシだが、モウリーニョ監督は「優勝を逃したからといって、メッシを“スケープゴート”と考えるべきではない」と主張している。

「アルゼンチンはラベッシを下げてアグエロを投入し、システムを4-4-2から4-3-3に変更した。この交代により、メッシはより一層、走らなければならなくなった。そしてチームのバランスは崩れ、延長戦まで戦うエネルギーを失ってしまった」

「メッシには、1986年にマラドーナが残した成績を再現する可能性があった。マリオ・ゲッツェのゴールにより、それは実現しなかったが、アルゼンチンの敗北はメッシの責任ではない。彼は素晴らしい武器を持った選手だ」

「私にとって、ペレはペレで、マラドーナはマラドーナ。世代の異なる選手を比較する必要は全くない。たとえ世界チャンピオンになれなくても、彼はここ10年間の歴史に残る選手だ。私は今大会のことを、今後20年間は覚えているだろう」

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