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開催国にのしかかる重圧…ブラジル指揮官が心理学者を招へい

2014.07.03

チリ戦の死闘後、ピッチ上で涙を見せたネイマール(右) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのホストチームであるブラジル代表が、ベースキャンプ地に心理学者を呼び寄せた模様だ。イギリスメディア『BBC』が2日に報じている。

 ブラジル代表は、6月28日、決勝トーナメント1回戦でチリ代表と対戦。DFダヴィド・ルイスのゴールで先制に成功するも、チリ代表FWアレクシス・サンチェスに同点ゴールを献上。その後、延長戦を戦うも、勝ち越しゴールを決められずに1-1でPK戦に突入する。GKジュリオ・セーザルの活躍もあり、PK戦を3-2で制してベスト8進出を決めている。試合終了後、背番号10を背負う同代表FWネイマールは、人目をはばからずにを流していた。

 これに対し、ネイマール自身は、「僕は重圧を背負っているとは感じていない」とコメント。「僕にはいつでも助けてくれるチームメートがいるんだ。僕は1人じゃない。このことが、ブラジルが王者になる上で、一番大切なことなんだ」と話し、自身一人へのプレッシャーを感じていないことを強調している。

 しかし、チリ戦終了後の選手たちのを見た、ブラジルを率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、開催国という重圧があまりにも重すぎると考え、ベースキャンプに心理学者を招へいしたようだ。

 ブラジルは5日に、ベスト4進出を懸けてコロンビア代表と対戦する。なお、ブラジルは、ここ2大会でベスト8での敗退が続いており、ベスト4進出には大きな期待がかかっている。

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