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仏代表マテュイディに追加処分なし…ファールでオナジが負傷交代

2014.07.02

オナジ(左下)へのファールで警告を受けたマテュイディ(中央) [写真]=Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)の規律委員会は1日、ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦のナイジェリア代表戦でファールを犯したフランス代表MFブレーズ・マテュイディのプレーに関する調査を行わないことを発表した。

 ルーズボールでの競り合いで、ナイジェリア代表MFオゲニ・オナジに対してマテュイディが行ったアフタータックルが問題の場面。オナジはプレー続行不可能となり、ギプスで足を固めてスタジアムを後にした。マテュイディはイエローカードを提示された。

 試合後、ナイジェリアのスティーヴン・ケシ監督が、マテュイディのファールは悪質であるとして、同選手への重い処分を規律委員会に訴えた。しかし、FIFAはケシ監督の訴えを退けたため、マテュイディは4日の準々決勝ドイツ戦に出場可能となった。

 なお、マテュイディは自身のファールを振り返って、「彼(オナジ)を傷つけるつもりはなかった。審判もそのことを理解してくれた。2人ともにルーズボールを取りに行って、彼の足を踏んでしまったんだ。お詫びに行ったよ。僕は意地悪ではないからね。けがで交代してしまったのは残念だ。重傷でないことを祈っている」と、話している。

 負傷したオナジは精密検査の結果、靱帯の損傷や骨折はなく、2週間後には復帰できそうだ。

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