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アルゼンチンが激闘制して3大会連続8強…ディ・マリアが延長終了間際決勝弾

決勝点を決めたディ・マリア [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が1日に行われ、アルゼンチン代表とスイス代表が対戦した。

 グループFで3連勝を果たし、首位通過を決めたアルゼンチンは、第3節のナイジェリア戦から1選手を変更。同試合で負傷交代したセルヒオ・アグエロに代わって、エセキエル・ラベッシが先発メンバーに名を連ねた。一方、グループEを2勝1敗の2位で通過したスイスは、第3節のホンジュラス戦と同じ11人が先発し、ベスト8進出を目指す。

 試合は序盤からアルゼンチンがボールを支配し、スイスがカウンターを狙う展開に。両者決定機がなかなか作れない中、迎えた28分。スイスは右CKをショートコーナーで再開すると、ジェルダン・シャキリがドリブルで1人をかわしてペナルティエリア内に侵入し、マイナスクロスをグラニット・シャカが右足でシュートしたが、GKセルヒオ・ロメロが防ぐ。

 アルゼンチンは直後、ペナルティエリアエリア内の混戦から、ゴンサロ・イグアインのヘディングでの落としをラベッシがシュートするも、力なくGKディエゴ・ベナーリオの手に収まる。39分、スイスはカウンターからシャキリの展開受けたヨシップ・ドルミッチがGKと1対1の局面になったが、頭上を狙ったループシュートは高さが出ずGKロメロがキャッチした。

 前半をスコアレスで折り返すと49分、スイスはゴール正面右で直接FKを得たが、ドルミッチのシュートはGKロメロが抑える。アルゼンチンも59分、マルコス・ロホが左サイドからシュート性クロスを送るもGKベナーリオがキャッチ。3分後にも、ロホの左クロスにイグアインが頭で合わせたが、ベナーリオがパンチングで弾き出した。

 押し込まれるスイスは66分、シャカに代えてジェルソン・フェルナンデスを投入。アルゼンチンは直後、クロスのクリアボールを拾ったリオネル・メッシがミドルシュートで狙うも枠の上だった。アルゼンチンも74分にラベッシを下げて、ロドリゴ・パラシオが入る。パラシオはすぐにメッシの左クロスを頭で合わせる場面があったが、ゴール右に外れた。

 78分、アルゼンチンはゴール正面からドリブルでエリア内左に侵入したメッシがシュートするもベナーリオがセーブ。スイスは82分にドルミッチとハリス・セフェロヴィッチを交代させ、2枚目のカードを切る。しかし、両チーム90分でゴールは割れず、試合は今大会4試合目の延長戦に突入する。

 延長前半はセットプレーでチャンスを作ったアルゼンチンだが、徐々にスイスのペースに。アルゼンチンは延長前半終了間際にホセ・マリア・バサンタ、延長後半開始時にルーカス・ビグリアを相次いで送り出す。延長後半の108分、アルゼンチンはアンヘル・ディ・マリアの強烈なミドルシュートが枠の右上を捉えたが、GKベナーリオが好守を見せた。スイスもアドミル・メーメディに代えてブレリム・ジェマイリを投入して交代枠を使い切る。

 迎えた延長後半の118分、アルゼンチンは高い位置でのボールカットからメッシがピッチ中央をドリブルで持ち上がると、ペナルティエリア内右へラストパス。受けたディ・マリアがゴール左へ流し込み、ついに先制点が生まれる。スイスは終了間際に右サイドのクロスをジェマイリがヘディングで合わせたが、ポストを直撃して得点ならず。アルゼンチンが1-0で120分の激闘を制した。

 アルゼンチンは3大会連続のベスト8進出。5日に行われる準々決勝ではベルギー対アメリカの勝者と対戦する。

【スコア】
アルゼンチン 1-0(延長) スイス

【得点者】
1-0 118分 アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)

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