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チリ代表MFビダル、接戦の末のW杯敗退に「すべての力を出した」

2014.06.29

ブラジルに敗れたチリ代表MFビダル [写真]=Getty Images

 28日、ブラジル・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でブラジル代表とチリ代表が対戦。1-1で迎えたPK戦を3-2で制したブラジルが準々決勝に駒を進めた。試合後、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルは、「このような形で大会を去るのは、非常に辛いことだ」と、コメントを残した。イタリアメディア『FootballITALIA』が伝えている。

 この試合に先発出場を果たし、後半終了間際にベンチに下がることとなったビダルは、「俺たちは持っている力のすべてを出し切って、非常によく戦ったんだ」と、チームのパフォーマンスに満足していることを示した上で、「俺たちは夢の達成に向けて、大きな挑戦をしたんだ。だけど、達成はできなかった」と話し、接戦の末の敗退に、悲しみを露わにした。

 ビダルは先月、膝の手術受けたばかりで、今大会の出場も危ぶまれていたが、結果的に3試合に出場するなど、活躍を見せた。

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