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イングランド、W杯早期敗退も…若手の収穫語るホジソン監督

2014.06.26

W杯GL敗退となったイングランド代表のホジソン監督 [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループD最終節が24日に行われ、イングランド代表はベロオリゾンテでコスタリカに0-0で引き分け、グループ最下位で敗退した。

 同試合で先発9人を入れ替え、若手主体で臨んだイングランドのロイ・ホジソン監督は、代表チームの将来について前向きに語った。

「我々は今日の試合で、今後いいチームになる可能性を示した。勝利で終えられなかったことは残念だが、あれ以上のパフォーマンスができたとは思わない。序盤の10分から12分を除けば、我々が完全に試合を支配していたと思うが、決定機を決めきれなかった。決めていれば快勝していただろう」

「好機を作ったことは重要だ。普段からスタリッジの決定力は高いから心配はないし、彼は今後、数多くのチャンスを決めるだろう。勝利できなかったのは不運だったが、ファンに盛り上がらせるものを与えられたことには満足している」

「今日の守備陣は非常に良かったし、4バックは本当に優秀だった。我々はイタリアとウルグアイを倒し、グループ首位に立ったチームを完封した。中盤でもボールを支配していたし、各ポジションで相手を上回っていた。唯一できなかったのは好機を決める事だった」

「中盤の若手3人(ジャック・ウィルシャーロス・バークリー、アダム・ララナ)はいいプレーを見せたし、常に積極的に何かを起こそうとしていた。それは非常に良い事だ。時にボールを失ったり、パスをミスしたりすることもあるが、18歳から20歳の選手にランパードやジェラードがするようなことは任せられない。我々は彼らに出場機会を与え、成長してくれることを願っている」

 イングランドとコスタリカの初対決は無得点試合に終わったが、3戦未勝利に終わったイングランドは史上初となる3連敗を避けた。イングランドが本大会で引き分けた試合はこれで通算11回目となり、史上最多を記録した。また24歳以下の選手を6人先発させており、2年後の欧州選手権の基盤となるチームを予感させた。

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