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スペインFWビジャ「普通ならば、ここで代表のキャリアは終わる」

2014.06.24

オーストラリア戦で途中交代するビジャ(奥) [写真]=Getty Images

 23日に行われたオーストラリア戦で先発出場し、先制点を決めたスペイン代表FWダビド・ビジャは、57分に交代してベンチに下がった。彼は、代表最後となる試合で途中交代したことに失望を隠せず、思わずベンチで頭を抱えた。交代を命じられ、ピッチからベンチに戻る間も「交代はない、交代はない」と頭を振って歩いていた。

 ビジャは、スペイン代表で最後となる試合で代表で自身59得点目となるゴールを決めた。代表で97試合目で59得点という偉大な記録を残した。同代表の歴代最多得点者はビジャだ。

 ビジャは試合後、以下のように語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

「ここで終わるのが普通だ。現実主義者でなければいけない。僕はこれから6カ月、リーグ戦でプレーしないのだから」

 ビジャは、可能であれば、スペイン代表で55歳までプレーしたいと語る。

スペイン代表で55歳までプレーしたい。なぜなら、スペイン代表を愛しているからだ。だけど、それは不可能だということを確信している。ワールドカップが終わって、僕はメジャーリーグ・サッカーに行くことを決断した。数カ月は公式戦でプレーしない。それはとても難しいことだ。普通ならば、ここで僕の代表のキャリアは終わる。6カ月後に何が起こるか、見てみよう。だけど、いつものとおりにトレーニングをするよ。代表監督に呼ばれれば、僕は喜んでスペイン代表に行く。ただ現実主義者でなければいけない」

「僕の歴代最多得点記録が、少ししか続かないことを願っているよ。なぜなら、それがスペイン代表にとって良いことだからだ。僕は常に、スペイン代表が向上することを願っている」

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