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ピルロがウルグアイ戦へ抱負「準決勝や決勝と同じくらい重要」

2014.06.24

ウルグアイ戦の重要性を強調したピルロ [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップに臨んでいるイタリア代表は23日、グループリーグ第3節のウルグアイ戦に備えて、試合会場のナタールで練習を行った。この日の天候は雨で、気温は28度、湿度が90パーセント近いという悪いコンディションだった。地理的に見てもナタールは、グループリーグ第2節のコスタリカ戦が行われたレシフェとほぼ同じ位置にある。24日も、厳しい状況の中での試合になりそうだ。チェーザレ・プランデッリ監督は3-5-2の布陣を中心に、FWチーロ・インモービレとFWアントニオ・カッサーノという2トップも試した。

 会見で同監督は。「私の選手、監督としてのキャリアの中で最も重要な試合となる。ボールごとに気迫を込めていかなければならない。厳しい試合となるのはわかっている。(ウルグアイにとっても)グループリーグ敗退か、先に進むかを決める試合だからだ。我々はポジティブな考えだけを持って試合に臨まなければならない」と、話した。選手たちには、「自分たちのプレーとグループリーグ通過を信じてプレーしなければならない」と指示したという。

 また、MFアンドレア・ピルロは、「ワールドカップの試合はどれも大事だけど、明日のウルグアイ戦は準決勝や決勝と同じくらい重要だ。イングランド戦、コスタリカ戦とは違うイタリアを見せたい。自分たちのプレーで勝ちにいく。ドローのためにプレーするのではない」と、勝利あるのみの構えだ。また、今大会限りでの代表引退を明言しているが、「最後の試合になるという考えは頭にはない。勝利だけを信じて前進し、もう一度アッズーリ(イタリア代表の愛称)のユニフォームを着ると思っている。それは選手として最高のことだから」と、言い切った。

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