2013年のFA150周年記念会に参加した(左から)ホジソン監督、カペッロ氏、エリクソン氏 [写真]=The FA via Getty Images
元イングランド代表監督のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏は、現在同代表を率いているロイ・ホジソン監督が、イギリス人ではなかったらすぐに解任されていただろうと主張している。イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
イングランド代表は、ブラジル・ワールドカップで56年ぶりのグループリーグ敗退を喫した。それにより、同代表を率いるロイ・ホジソン監督の解任を求める声が広がっていたが、FA(イングランドサッカー協会)のグレッグ・ダイク会長が、今後も同監督の続投を明言している。
2002年から2006年までイングランド代表の監督を務めていたエリクソン氏は、自身が今大会で同様の結果を出したら、既に解任となっていただろうと語っている。
「もし私だったら、間違いなく即座に解雇されていただろう。彼が外国人なら、解任されただろうね。確信をもって言えるよ」
さらに同氏は、可能性はないだろうが、またイングランド代表監督に就任したいことを明かした。
「もし私を(イングランド代表監督に)戻したくないなら、ホジソンを続投させるべきだ。彼は良い監督だよ。もちろん私は(オファーがあれば)すぐ戻るよ。でもそんなこと起こりはしないだろうけどね」
イングランドは、24日に行われるグループリーグ最終節で、決勝トーナメント進出が決定しているコスタリカと対戦する。