チームメートへの信頼を語ったMFカソルラ ［写真］＝Getty Images
ブラジル・ワールドカップに出場している、スペイン代表MFサンティ・カソルラが、チームメートである同代表MFシャビ・アロンソのコメントを否定した。イギリス紙『ミラー』が伝えている。
シャビ・アロンソは、18日に行われたチリ代表との対戦に0－2で敗れた後、「スペイン敗退の理由は野心と飢えの欠如だ」とのコメントを発し、直後にMFアンドレス・イニエスタやFWジエゴ・コスタが否定していた。
この件に関して、カソルラも、「僕は、野心や飢えの欠如があったとは、まったく思わないよ」と、シャビ・アロンソの見解には否定的な立場を示した上で、「確かに、チリやオランダは前大会の王者である僕たちを倒した。でも、それはサッカーでは起こり得ることなんだ。それでも僕たちは偉大なチームだ。多くの勝利を重ねることで、それを証明してきた事実は変わらない。僕たちは誰もシャビ・アロンソを疑っていないし、それは他のチームメートも同様だ」と話し、近年の主要な国際大会で、華々しい成績を収めてきたチームメートへの信頼を口にした。
スペイン代表は前大会王者として連覇を狙っていたが、2連敗でまさかのグループリーグ敗退となった。23日に行われる最終節で、同様に敗退が決定しているオーストラリアと対戦する。