イタリア代表を率いるプランデッリ監督 [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が行われ、グループCではイタリア代表とコスタリカ代表が対戦。前半終了間際にFWブライアン・ルイスが得点し、後半逃げ切ったコスタリカが1-0で勝利した。
イタリア代表を率いるチェーザレ・プランデッリ監督は後半、アントニオ・カッサーノ、ロレンツォ・インシーニェ、アレッシオ・チェルチという前線の選手を矢継ぎ早に入れて、挽回しようとしたが、結果的に交代選手は決定的な場面を演出することもなく終わった。
同監督は「相手はよりアグレッシブだった。今後、とにかくグループリーグ通過のため、ウルグアイに立ち向かわなければならない。厳しいグループだとはわかっていたが…。次戦のためにエネルギーを補給しなければならない」と試合後にコメントした。
この試合を実況中継したイタリアの国営放送『Rai』の統計では、この試合でコスタリカのイタリアへのファウルは26回という数字だった。もともと5バックと強固な戦術だが、徹底的な守りで失点を防ぐ戦術が成功した。プランデッリ監督は「この試合への準備が間違っていたとは思えない。問題は我々のスピードではなく、パスのインターセプト。いつもドローだけを考えているわけじゃない」と首をかしげた。
なお試合終了直後、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の公式サイトでは読者アンケートを実施。「イタリアがコスタリカに負けた敗因は?」に「プランデッリの選択ミス」が67.7%と圧倒的な票数を得ると、「マリオ・バロテッリの責任」が13.4%、「コスタリカが強かった」が10.5%で続いた。