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国歌斉唱で落涙のMFディエ、父親の訃報が原因との報道を否定

2014.06.20

コロンビア戦前の国歌斉唱の際、涙を流したディエ [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が19日に行われ、グループCではコロンビア代表とコートジボワール代表が対戦。前半をスコアレスで折り返すと、ハメス・ロドリゲスとフアン・キンテーロの得点で2点を先行したコロンビアが、反撃をジェルビーニョの1点に抑え、2-1で勝利し、大会2連勝を飾った。

 同試合のキックオフ前、コートジボワールの国歌斉唱の際、MFセレイ・ディエが涙を流す姿があり、その理由が父親の訃報にあったと、イギリス紙『デイリーメール』をはじめとする各メディアが報じたが、それが原因ではなかったとイギリス紙『ガーディアン』が伝えた。

 ディエは試合後に自身のインスタグラムを更新し、国のためにプレーすることを思ったことが原因だったと明かし、「2004年に亡くなった父のことを考えたことも事実だ」と綴り、キックオフ直前に父親の訃報があったことを否定している。

 先発出場したディエは、序盤から中盤で激しい守備を見せ、気迫のこもったプレーをしていたが、70分に自陣でハメス・ロドリゲスにボールを奪われ、・キンテーロの決勝点につながるミスを犯すと、直後にマティス・ボリーと交代した。

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