FOLLOW US

ブラジル生まれの伊代表T・モッタ「イタリア人だと感じている」

2014.06.19

出身国のブラジルで、伊代表としてW杯に参加しているT・モッタ [写真]=Getty Images

 パリSGに所属するイタリア代表MFチアゴ・モッタが18日、チームの公式会見に臨んだ。イタリアメディア『FootballITALIA』が伝えている。

 20日に行われるブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節、グループDのコスタリカ戦で先発出場が予想されるT・モッタは、ブラジル生まれだが、イタリア代表を選んだことは最良の選択だったと、以下のように明かした。

「自分はブラジルで生まれたが、イタリア人だと感じている。ピッチに立ち、ブラジルで戦い、特に強い相手と対戦したい。今、自分の感情を説明するのは難しいが、時間が過ぎれば、このワールドカップで感じたことを口にすることができるだろう」

「15歳でブラジルを離れ、長くスペインでプレーした。ヨーロッパの生活スタイルに慣れている。イタリア人としての家族を持つ幸運に恵まれ、イタリア代表でプレーすることができた。私の父はブラジル生まれだが、祖父はイタリア人だった。アンダー世代のブラジル代表としてプレーしていたのは、私はブラジル生まれだし、自分にとって当然のことだった。ヨーロッパに渡ってからは、ブラジルに戻ろうと思ったことはない。イタリアの市民権を得て、自分にとって最良の選択はイタリア代表でプレーすることだと確信した。ブラジル生まれの人たちが抱くような、ブラジル代表のユニフォームを身に纏うという思いを自分は持たなかった。こういったことが選手として、人間として私を成長させてくれたことだ」
た。

 T・モッタはスペインに渡り、バルセロナやアトレティコ・マドリードでプレー。イタリアではジェノアとインテルでプレーし、現在はフランスのパリSGに所属している。U-23まではブラジル代表としてプレーしているが、フル代表は最終的にイタリアを選択した。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO