ローマからの関心が報じられているイタリア代表DFダルミアン [写真]=Getty Images
ローマが、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの獲得へ動いている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が17日に報じた。
現在、トリノに所属しているダルミアンは、ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第1節のイングランド戦で、素晴らしい活躍を見せて評価を高めている。同選手へ関心を寄せているローマのヴァルテル・サバティーニSD(スポーツ・ディレクター)が獲得に乗り出すと見られている。
24歳のダルミアンは、ミランからのレンタル移籍で加入したパドヴァで、2009-10シーズンに、サバティーニSDの弟であるカルロ・サバティーニ氏から指導を受けている。カルロ氏が、当時パレルモのSDを務めていたヴァルテル氏に同選手の獲得を進言し、実際に、ミランからパレルモへ共同保有の形で移籍が実現した経緯を持っている。
また、トリノのライバルクラブであるユヴェントスからの関心も伝えられているダルミアンだが、より関係が深いローマが獲得争いを一歩リードしている模様だ。
両サイドでのプレーが可能なダルミアンは、イタリア代表では右サイドバックとしてプレーしているが、ローマに加入した場合は、チームの弱点である左サイドバックを任される可能性が高いと見られている。