2014.06.18

世界王者粉砕で衝撃与えたオランダが連勝狙う…スペインは連覇に向け巻き返しなるか

世界王者のスペインを5-1で下し、世界に衝撃を与えたオランダ [写真]=Getty Images

 初戦で世界王者スペインを5-1で下し、南アフリカ大会決勝のリベンジを果たしただけでなく、全世界に衝撃を与えたオランダ。2戦目は初戦でチリに敗れたオーストラリアと対戦する。連勝を飾って決勝トーナメント進出を確実なものにしておきたいだけに、手加減はしないだろう。

 チリ戦で再三に渡ってチャンスを作ったティム・ケーヒルの老獪な動きには要注意だが、オランダが5バックとダブルボランチで強固な守備ブロックを形成すれば相手の動きは封じられるはず。トップ下のウェスレイ・スナイデルが、初戦で2ゴールずつを挙げたロビン・ファン・ペルシーとアルイェン・ロッベンの超強力2トップを自在に操れば、初戦に続く大勝劇も見えてくる。

 一方、屈辱にまみれたスペインはチリ戦で巻き返しを図る。南アフリカ大会でも対戦し、勝利している相手だが、スタイルが似ている上にパススピードや運動量ではスペインを上回る部分もあり、苦戦は免れないだろう。ビセンテ・デル・ボスケ監督は初戦からのメンバーの入れ替えも示唆しており、不発に終わった前線や不安定な守備を露呈したセンターバックが一新される可能性もある。まずは誰が先発し、布陣はどうなるか。戦略家のホルヘ・サンパオリ監督が、スペインに対してどのような戦略を練ってくるのか。“無敵艦隊”は早々に姿を消すことになるのか。見どころは尽きない。

 グループAではカメルーンvsクロアチアが行われる。いずれも初戦で敗れており、ここでの敗戦は大会からの脱落を意味するだけに、絶対に負けられない戦いとなる。クロアチアは初戦のブラジル戦で微妙な判定によるPKを取られ、大きな議論の主役を演じてしまった。この試合では気持ちをリフレッシュさせ、まずは冷静に戦うことが求められる。サイドを駆使した攻撃はブラジルにも通用しただけに、カメルーン戦でも果敢に攻め立てたい。対するカメルーンは、サミュエル・エトーが右ひざの負傷により2日連続でトレーニングを欠席。クロアチア戦を欠場する可能性が高くなった。カメルーンはエース不在という逆境を跳ね返すことができるだろうか。

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