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“ファルカオの9番”を受け継いだグティエレス、自らの得点で周囲の不安を一蹴

2014.06.17

ギリシャ代表戦でW杯初得点を挙げたグティエレス [写真]=Getty Images

 ギリシャ代表戦で3-0の快勝を収めたことで、W杯への注目が俄然高まっているコロンビア国内。ラダメル・ファルカオの背番号であった9番を受け継ぎ、ゴールを決めたテオフィロ・グティエレスへの評価も高まっている。コロンビアの全国紙『El Tiempo』が伝えた。

 グティエレスが9番を背負うことに対し、当初は「荷が重いのでは?」と不安視する声もあったが、アルゼンチンの名門リーベル・プレートでもゴールを量産している同選手は、先のギリシャ戦でもゴールを決めて勝利に貢献。プレッシャーに押しつぶされる様子もなく、普段と変わらないパフォーマンスを披露した。

 グティエレスはギリシャ代表戦の結果について問われると、「ありがたいことに我々はベストな結果を収めることができた。初戦を快勝できて幸せだよ。チームの雰囲気もすごく良いし、この調子で結果を残していきたい」と意気込みを語っている。

 また、自身がワールドカップの舞台で初ゴールを決めたことに関しては、「ゴールはいつも様々なことを教えてくれる“教師”のようなものだ。ゴールを決めるたびに自分が成長していることを感じられるよ。これは自分一人の力ではなく、神と家族のサポートがあってこそ。だから僕は周囲に深く感謝しているんだ」とコメント。「ワールドカップで得点王を狙っているか」との問いには、以下のように答えている。

「全てのストライカーが得点王の獲得を目指しているように、自分も例外ではない。出る試合全てでゴールを決めたいし、ワールドカップで得点王になれたら幸せだろうね。でも、それよりも重要なのはコロンビア代表が勝つことだ」

 ファルカオの9番を受け継いだストライカーの活躍に、引き続き注目したい。

(記事/Cartao Amarelo)

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