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W杯初戦に強いドイツ代表、その歴史は覆らず…開幕戦は7連勝

2014.06.17

ポルトガル戦に勝利したドイツ代表 [写真]=FIFA via Getty Images

 16日、ドイツ代表はブラジル・ワールドカップ、グループリーグ初戦でポルトガル代表と対戦し、4-0と圧勝した。

 ワールドカップのような短期間の大会では、初戦の結果がその後の勝ち進みに大きく左右する。勝利がもたらす選手への自信と、プレッシャーからの解放は、勝ち点3以上の効果があるからだ。

 もちろん彼らが元々持っている力は世界でもトップクラスだが、ドイツ代表がこれまでワールドカップで好成績を残してきた理由はそこにあるのかもしれない。

 過去の歴史を紐解いてみると、今回18度目を数える同代表のワールドカップ出場において、第1戦で黒星を喫したのは、完全なるアウトサイダーだったアルジェリアに1-2で敗れた1982年スペイン大会、ただ1回だけ。

 初戦の結果だけでいえば、ブラジルやアルゼンチン、イタリアなどよりも圧倒的に好成績を収めているのだ。

 ちなみにその後の同大会では、アルジェリア戦の屈辱が“不屈のゲルマン魂”に火を付け、ドイツは結果的に決勝まで勝ち進んでいる。(イタリアに1-3で負け、準優勝)

 ドイツ代表の各大会初戦結果は以下の通り。

1934年イタリア大会…対スウェーデン 5-2○
1938年フランス大会…対スイス 1-1△
1954年スイス大会…対トルコ 4-1○

1958年スウェーデン大会…対アルゼンチン 3-1○
1962年チリ大会…対イタリア 0-0△
1966年イングランド大会…対スイス 5-0○

1970年メキシコ大会…対モロッコ 2-1○
1974年西ドイツ大会…対チリ 1-0○
1978年アルゼンチン大会…対ポーランド 0-0△

1982年スペイン大会…対アルジェリア 1-2●
1986年メキシコ大会…対ウルグアイ 1-1△
1990年イタリア大会…対ユーゴスラビア 4-1○

1994年米国大会…対ボリビア 1-0○
1998年フランス大会…対米国 2-0○
2002年日韓大会…対サウジアラビア 8-0○

2006年ドイツ大会…対コスタリカ 4-2○
2010年南アフリカ大会…対オーストラリア 4-0○
2014年ブラジル大会…対ポルトガル 4-0○

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