2014.06.12

連覇挑むスペイン、守護神カシージャスは多くのW杯記録更新の可能性

カシージャス
スペイン代表主将のカシージャス [写真]=Getty Images

 スペイン代表のキャプテンとしてブラジル・ワールドカップに臨むGKイケル・カシージャス。前回大会でも主将としてチームを牽引し、決勝戦では決定的なセーブでチームのピンチを救い、ワールドカップのトロフィーを掲げた。表彰式後のインタビューではテレビを通じてスペイン全国民が見ている前で、恋人で記者としても働くサラ・カルボネロと熱烈なキスをし、大きな話題となった。スペイン代表が初めて世界王者になった大会でカシージャスは全国民の記憶に残る数多くのことをやっていた。

 そのカシージャスにとって、ブラジル大会は4回目のワールドカップとなる。彼には今大会でワールドカップに出場したゴールキーパーの様々な記録を塗り替える可能性がある。

 まず一つ目は連続無失点時間の最長記録だ。カシージャスは南アフリカ大会グループステージ第3節でチリ戦の47分に失点してからは、決勝戦まで失点をしていない。現在、ワールドカップでは443分連続無失点だ。カシージャスはあと84分無失点で過ごすと、1990年にイタリア代表のワルター・ゼンガが成し遂げた517分連続無失点記録を更新することになる。つまり13日に行われるオランダ戦で85分まで無失点ならば、ワールドカップの連続無失点時間を更新したことになるのだ。

 また、オランダ戦をスペインが無失点で終えることができれば、ワールドカップにおける無失点連続試合数の記録に並ぶ。1990年のイタリア代表、そして2006年と2010年のスイス代表はワールドカップで5試合連続無失点を達成している。

 カシージャスはこれまでにワールドカップで7試合完封している。元フランス代表GKファビアン・バルテズ氏と、元イングランド代表GKピーター・シルトン氏は、ワールドカップで10試合完封勝利を達成しており、カシージャスが今大会3試合を無失点終えることができれば彼らに並ぶ。

 ワールドカップで最も出場試合数が多いゴールキーパーは元ドイツ代表のゼップ・マイヤー氏で、18試合出場している。カシージャスは13日のオランダ戦でワールドカップ15試合目となり、このゴールキーパー最多出場試合数の記録更新の可能性も大いにある。

 ワールドカップにおいて、これまでにPK戦ではなく、試合中に起きたPKを3度セーブしたキーパーはいない。カシージャスは2002年の準々決勝アイルランド戦でPKをセーブし、2010年も準々決勝のパラグアイ戦でPKをセーブしている。これまでに2度PKをセーブしている選手はカシージャスの他に2人いる。もしカシージャスが今大会、試合中にPKをセーブしたら3度目なり、ワールドカップにおけるPKセーブの最多記録となる。

 他にもまだカシージャスが更新する可能性がある記録はある。

 ワールドカップで同じキャプテンが2度トロフィーを掲げたことはなく、もしスペインが連覇を達成すれば、カシージャスが史上初めてとなる。ゴールデングローブを2度受賞した選手もいないので、ベストゴールキーパーに選出されれば、史上初めてとなる。

 カシージャスはこのように多くの記録更新の可能性を秘めている。スペインが大会を勝ち進めば進むほどその可能性は現実味を帯びてくる。

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