チェルシーへの移籍が報道されたスペイン代表FWジエゴ・コスタ [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタがメディカルチェックを完了し、チェルシーへの移籍が迫っていると、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督も、かねてより獲得を希望してきたとされるD・コスタが、アトレティコから移籍金3200万ポンド（約55億円）でチェルシーに移籍することになった。
2013－14シーズン、チェルシーに所属するフォワード陣のカメルーン代表FWサミュエル・エトー、スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、セネガル代表FWデンバ・バの3人の内、最多得点はエトーの9得点。3選手合わせて、プレミアリーグで19得点しか挙げていない。チェルシー復帰1年目のモウリーニョ監督が、重要な試合で得点力不足を嘆くことが多いシーズンだった。一方、D・コスタは、リーガ・エスパニョーラで34試合に先発出場し、27得点を決めてリーグ優勝に貢献。チャンピオンズリーグでは9試合に出場し、8得点を記録しており、得点力に期待しての獲得となった。
エトーは契約終了に伴い、退団すると見られているが、F・トーレスとデンバ・バの去就については未だにはっきりしていない。エヴァートンとのレンタル移籍契約が完了したベルギー代表FWロメル・ルカクは契約上、チェルシーの選手であるが、来シーズンについては未定でとなっている。
D・コスタはブラジル生まれながら、スペイン代表を選択し、ブラジル・ワールドカップの代表メンバーにも選出されている。同代表は本大会でグループBに属しており、オランダ、チリ、オーストラリアと対戦する。