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フランス代表のベンゼマ「初めてのW杯が王国ブラジルというのは夢」

2014.06.04

レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが、母国誌『France Football』とのインタビューで、現在歩んでいるキャリアについて自身の見解を示した。

 今シーズン、チャンピオンズリーグとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の2冠を達成したレアル・マドリードで、公式戦52試合に出場して24ゴールといずれもチーム2位の数字を残したベンゼマ。2009年夏にリヨンからレアル・マドリードに加入して以来、最高のシーズンを送れたと実感しているという。

「チームのタイトルだけではなく、個人的な視点からしても、リヨンでの最高の時期と並び、キャリア屈指のシーズンになったと思う。そうなったのも、ほぼ毎試合出場することができたからだ。継続的にプレーすれば、自分に対する自信が増し、より良いパフォーマンスが出せるというものだ」

 一方、現地6月12日に開幕するブラジル・ワールドカップでは、フランス代表の前線の要として期待されるベンゼマは、4大会振りの優勝を目指すチームの上位進出に自信を見せた。

「フランスは創造力に長けた好チームだ。僕達は大きな自信をもってワールドカップを迎える。レアル・マドリードでは、スペイン代表の面々が連覇を信じて疑っていないようなので、彼らには『フランスには注意した方がいいぞ』と言っているんだ。僕達は、チーム全体で目標をしっかりと共有していけば、相当なところまでたどり着けるはずだ」

 今回がW杯初出場となるベンゼマはまた、「子供の頃からの憧れで、自分にとっては史上最高の選手」と敬愛する元ブラジル代表FWロナウド氏の母国で開催される大会に大きな期待を膨らませた。

「僕はもう26歳だが、これが初めてのワールドカップだ。しかも、その舞台がフットボール王国のブラジルだなんて、自分にとってまさに夢のようだ」

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