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コートジボワール代表ドゥンビアの落選にラムーシ監督への批判が集中

2014.06.04

ドゥンビアはコートジボワール代表の最終メンバーから落選 [写真]=Getty Images

 コートジボワール代表監督のサブリ・ラムーシ監督は、1日にワールドカップへ向けた最終メンバー23人を発表したが、セイドゥ・ドゥンビアの“サプライズ落選”に現地メディアから批判の声が上がっている。

 ラムシ監督は、アメリカのダラスで23人メンバーを発表し、GKアリ・バドラ・サンガレ、DFブライス・ジャ・ジェジェ、DFベンジャマン・アングア、FWラシナ・トラオレとセイドゥ・ドゥンビアの5人はチームから離れることになった。とりわけ、スタメンとの声も上がっていたドゥンビアの落選は“サプライズ”としてコートジボワールでは驚きを持って伝えられた。

 発表翌日、地元紙『スポール・イボワール』は「全く理解に苦しむ決断」と見出しを打ち、ラムーシ監督の選択を批判。本大会での失敗を告げている。

 今シーズン、ドゥンビアはCSKAモスクワで22試合18ゴールを決めて、ゼニトのブラジル代表フッキを抑えてロシアンプレミアリーグの得点王に輝いている。ドゥンビアの代理人、ジャン・ベルナール・ベトリソン氏は、この件に関して次のようにコメントしている。

「理解に苦しむ選択だ。セイドゥは明らかに気落ちしている。彼は今シーズン、CSKAモスクワでリーグ優勝と得点王のタイトルを獲得し、地元メディアや監督から最優秀選手に選ばれている。このようなレベルの選手を外すだけの明確な理由を説明してほしい」

 ドゥンビアにとっては、『スポール・イボワール』紙が主催するコートジボワール人最優秀選手賞で、ヤヤ・トゥレ、やウィルフレッド・ボニー、サロモン・カルーを抑えて首位になったことがせめてもの慰めとなるだろうか。

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