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スペイン代表、W杯へペースアップ…ペドロとカソルラのゴラッソに歓声

2014.05.29

トレーニング中、ボールを奪い合うシャビ(左)とダビド・シルバ(右) [写真]=Getty Images

 30日の国際親善試合ボリビア戦に向けて、マドリードのスペインサッカー協会施設でトレーニングを続けるスペイン代表。28日は65分間のトレーニングを行った。この日のトレーニングは26日から始まった合宿の中で最も負荷が高かったと地元紙『マルカ』は伝えている。

 28日のトレーニングにはいつも行われるパス回しから始まり、プレスとワンタッチのトレーニングの後にこの日最も多くの時間を割き、フィジカルトレーニングが行われた。月曜日から始まったトレーニングで最も肉体的な負荷が多いメニューだった。また、トレーニングの最後に狭いピッチでのゲームを行っている。27日のトレーニングで左かかとを痛めたセスク・ファブレガスも含め、ボリビア戦に招集されている19名の選手全員がメニューをこなした。

 トレーニングの最後のゲームではダビド・デ・ヘア、セサル・アスピリクエタ、ジェラール・ピケ、アルベルト・モレーノ、シャビ、アンデル・イトゥラスペ、サンティ・カソルラ、フアン・マタ、ペドロ・ロドリゲス、フェルナンド・トーレス組とホセ・マヌエル・レイナ、ラウール・アルビオル、ハビ・マルティネス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケッツ、セスク、アンドレス・イニエスタ、ジェラール・デウロフェウ、ダビド・シルバ組に分かれて、ゲームが行われた。

 トレーニングはシルバの2ゴールで始まったが、スタンドで見ていたサポーターが最も大きな歓声をあげたのはペドロの技巧的なシュートとカソルラの豪快なミドルシュートだった。試合の最後にはデウロフェウもゴールを奪っている。

 トレーニング後にはメディカルスタッフがひとりひとりに歩いて回り、選手にヒアリングを行い、コンディションを確認していた。選手たちがどんな状態にいるのか、細心の注意を払っている。

 28日には19名のメンバー以外にもジエゴ・コスタフアンフランの2人が協会施設を訪れ、代表チームのメディカルスタッフの診察を受けた。フアンフランはチャンピオンズリーグ決勝で足首を捻挫しており、その経過検査に。ジエゴ・コスタは代表チームのマッサーのマッサージを受けていた。ビセンテ・デル・ボスケ監督は23名の招集メンバー決定に向けてベストな決断をしたいと考えており、選手たちのコンディションをメディカルスタッフに情報収集させている。

 28日は午後に選手、テクニカルスタッフが集まり、全員で映画を見て、リフレッシュを図っている。

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