負傷でブラジルW杯欠場が決まったクロアチア代表MFクラニチャール [写真]=Getty Images
QPR（クイーンズ・パーク・レンジャーズ）に所属しているクロアチア代表MFニコ・クラニチャールがハムストリングを負傷し、ブラジル・ワールドカップを欠場することが決定したとクロアチアサッカー連盟が発表した。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
同連盟は、公式ツイッターで「クロアチアのMFニコ・クラニチャールが、ハムストリング負傷のため、ワールドカップを欠場します」と発表。広報担当者は、同選手は最長で4週間の離脱を強いられると明言している。
またクロアチア代表を率いるニコ・コヴァチ監督は、同選手の離脱について以下の様に語っている。
「クラニチャールのことは本当に残念だ。我々のチームの中でもっとも経験のある選手の1人だった。彼はブラジルでのメンバーにふさわしい選手だし、彼の経験とスタイルが必要だった。だが我々は前を向かなければならない」
同選手は、ハンブルガーSV所属のFWイヴォ・イリチェヴィッチと、ロシアのドニプロ所属のDFイヴァン・ストリニッチに次ぐ3人目の離脱者となった。
29歳のクラニチャールは、クロアチア代表として81試合に出場。今シーズンは、恩師のハリー・レドナップ監督が率いる、イングランド2部のチャンピオンシップに属していたQPRでプレー。24日に行われた、昇格プレーオフのダービー・ カウンティ戦にも出場したが負傷し途中交代していた。チームは勝利し、1年でのプレミアリーグ復帰を決めている。