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ブラジルW杯開幕の地、アレーナ・コリンチャンスで初の公式戦開催

2014.05.20

18日に初の公式戦が行われたアレーナ・コリンチャンス [写真]=Getty Images

 18日に行われた、ブラジル全国選手権の第5節でコリンチャンスとフィゲイレンセが対戦した。同試合は、6月に開催されるブラジル・ワールドカップの開幕戦で使用される予定の「アレーナ・コリンチャンス」で初の公式戦となった。『FIFA.com』が伝えている。

 サンパウロに新たに建設されたアレーナ・コリンチャンスは、13日に行われる本大会開幕戦のブラジル代表とクロアチア代表の対戦で使用されるスタジアムで、コリンチャンスのホームスタジアムとしても使用される。

 しかし2013年の11月にクレーンが転倒し、作業員2名が死亡する事故が発生し、工事が大幅に遅れており、FIFAが懸念を示していた。さらにワールドカップ開幕戦の舞台として使用されない可能性もあるという報道もあり、問題が山積みであった。

 今回、テストとして初めて公式戦を行った後、ブラジル・ワールドカップ現地運営委員会(LOC)のリカルド・トレード会長は「私たちはとても満足している。たしかにまだ改善するところはあるが、それを見つけるためにこのテストは行われたのだ」とコメントしている。

 同試合は、フィゲイレンセに所属するMFジオバンニ・アウグストにゴールを決められ、コリンチャンスは1-0でフィゲイレンセに敗れている。コリンチャンスは、29日に行われるブラジル全国選手権の第8節クルゼイロ戦でも同スタジアムを使用する予定だとクラブ公式HPで発表している。

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