出番なしに終わった細貝萌 [写真]＝Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第28節が28日に行われ、日本代表DF内田篤人の所属するシャルケと日本代表MF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンが対戦。細貝は今シーズン初のベンチスタート、内田は負傷のためベンチ外だった。
3位のシャルケと9位のヘルタ・ベルリンの一戦は、ホームのシャルケが16分にチネドゥ・オバシの得点で先制。右サイドから一気にドリブルでペナルティエリア内に侵入し、GKもかわしてシュートを流し込んだ。1点差のまま前半を折り返すと、後半開始直後にもシャルケが追加点を奪う。46分にオバシのスルーパスを受けたクラース・ヤン・フンテラールが左足でシュートを蹴り込んで、リードを広げた。
対するヘルタ・ベルリンは、2点のビハインドを負うと、選手交代で打開を図った。59分にロニーとアレクサンダー・バウムヨハンを投入。77分にはペーター・ニーマイヤーをピッチに送り出した。79分には左CKからセバスティアン・ラングカンプがヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、ファウルがあったため、得点は認められなかった。
結局、ヘルタ・ベルリンの終盤の攻勢を凌いだシャルケが、2－0と完封勝利し、2試合ぶりの白星を収めた。一方、ヘルタ・ベルリンは4連敗で6試合勝利なしとなっている。シャルケは勝ち点54で暫定2位に浮上し、ヘルタ・ベルリンは同36で、暫定9位。
なお、細貝は今シーズンのリーグ戦で、初めて出場機会がなかった。