コパ・ド・ブラジルで審判が着用するユニフォーム [写真]=Divulgacao/CBF
最近、サッカーの試合で人種差別を示す行為が相次いでいるブラジル。
これを受けてブラジルサッカー連盟は、人種差別への反対を表明するエンブレムを発表したと3月10日日(月)付けエスタダォンが報じた。
エンブレムはユニフォームに取り付けられる形で、「私たちは皆同じだ」と記されている。エンブレムは3月12日から始まる予定のコパ・ド・ブラジルの期間中、審判のユニフォームに着けられる予定。
先週、ふたつの人種差別事件があった。ひとつは、3月5日(水)にリオグランヂドスウ州で行われたエスポルチーヴォ対ヴェラノーポリス戦で審判のマルシオ・シャガス・ダ・シウヴァ氏が野次を飛ばされた。6日(木)にはサンパウロ州で行われたサントス対モジ・ミリン戦で、サントスのアロウカ選手が、同じく差別的な野次を飛ばされた。
(記事/MEGA BRASIL、文/麻生雅人)