2014.02.22

メキシコ人欧州トップスコアラーがW杯出場を“事前辞退”した理由

ベラ
W杯に出場するメキシコ代表への復帰を拒否したベラ [写真]=Getty Images

 ワールドカップ本大会に出場するメキシコ代表への復帰要請を拒否したレアル・ソシエダのカルロス・ベラがその心中を語った。

 21日にスペインの『カナル+』で放送された独占インタビューの中で、ベラは代表辞退を決断するに至った経緯について「これは話すのが難しいテーマで、色々な出来事が生じた末、もう何年も前に決めたことなんだ。確か最後に代表でプレーしたのは2011年だからね」と、既に2年以上前から意思を固めていたことを告白した。

 さらにベラは「誰かのせいにしたくないので、個人の名前は出したくない。辛い決断だったよ。自分の国なわけだからね。でも正しい選択をしたと思っている。自分の決断を尊重し、非国民だなんて呼ばないでほしい。納得できないことがあるうちは関わらないでいたいんだ」と、はっきり理由は説明しなかったものの協会や代表チームに対して何らかの不満を抱えていることを明かしている。

 ベラは2010年9月、代表合宿中に規律違反となるパーティーを催したとしてチームメートのエフライン・フアレスと共に6カ月の代表活動禁止処分を受けた。2011年2月には一度復帰を果たすも、同年夏のCONCACAFゴールドカップ出場を辞退して以降は代表への復帰要請を断り続けている。

 今回もワールドカップ出場の意思を確認すべく直接スペインへ出向いたミゲル・エレーラ現代表監督に対し、「代表でプレーするための心の準備が100パーセントできていない」と返答。これを受けた協会は2月3日、「カルロス・ベラをワールドカップへ招集する可能性はなくなった」とベラの辞退を公式に発表していた。

 ベラは今シーズン、R・ソシエダで公式戦38試合に出場して15得点を記録。ハビエル・エルナンデス(マンチェスター・U)、ジオバニ・ドス・サントス(ビジャレアル)、ハビエル・アキーノ(ビジャレアル)ら、欧州でプレーするメキシコ人アタッカーの中でトップのゴール数を挙げているベラの代表辞退は、ブラジルW杯で初の“ベスト8越え”を目指すメキシコにとって大きな痛手となるだろう。

文=工藤 拓

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