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バルセロナのMFセスク「幸運よりも不運の方が多かった」

2014.02.07

ソシエダを2-0で下し、コパ・デル・レイ決勝戦進出に王手をかけたバルセロナ [写真]=Getty Images

 5日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝1st Leg、バルセロナはホームでレアル・ソシエダに2-0で先勝し、決勝進出に向けて貴重なアドバンテージを手にした。

 この試合、ほとんどの時間帯で主導権を握る一方、カウンターから2度に渡り大きなピンチに見舞われたバルセロナ。レアル・ソシエダのジャコバ・アラサテ監督は、「(カルロス)ベラに対する(ハビエル)マスチェラーノの明らかなPKは取られずに、イニゴ・マルティネスは抗議により一発退場処分を受けた」と不当な判定に怒りを露にしたが、バルセロナのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは異なる見方で試合を振り返った。

「僕たちにとっては幸運よりも不運の方が多かった。普通なら得点になっているはずの決定機を数多く作ったにもかかわらず、ゴールラッシュにはならなかったからだ。僕たちは最近、ここ数シーズン発揮してきた決定力が欠けてしまっている。このチームには多くのゴールを奪うだけの力があるのだから、そういった本来の姿を取り戻すことが求められる」

 セスクはまた、1st Legの結果を前向きに受け止めながらも、2nd Legに向けて気を引き締めた。

「ホームでの1st Legの2-0というスコアは良い結果だ。しかし、それまでのことだ。僕たちはアウェーの試合の難しさを理解している。決勝に進みたければ2nd Legをしっかりと戦わなければならない」

 一方、ヘラルド・マルティーノ監督が就任した今シーズン、ジョゼップ・グアルディオラ元監督の下の一昨シーズン、ティト・ビラノバ監督の下の昨シーズンを大きく上回る出場機会を得ていることについて質問されたセスクは、バルセロナに加入して以来、最も大きな充実感が得られていることを認めた。

「今シーズンはより安定したシーズンが送れていると感じている。現状にはとても満足しているし、自分が重要な存在だと実感している。全ての選手と同じく、定位置獲得のために戦っているよ」

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