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独2部移籍の理由はW杯出場…大迫勇也「ただ待つだけは嫌だった」

2014.01.08

入団会見後、早速練習に合流した大迫 [写真]=Bongarts/Getty Images

 鹿島アントラーズからブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンへの移籍が決まった、日本代表FW大迫勇也が7日、現地で入団記者会見に臨んだ。

 移籍を決断した理由について、「まずはワールドカップというのがあって。そのためには、自分はこのままじゃダメかなというのは一番思ったし、成長するために新しく環境を変えてチャレンジしたい」と、開幕を約半年後に控えたブラジル・ワールドカップ出場のためと語った大迫は、「立ち止まっても意味ないなと思った。前進するしかないし、チャレンジし続けていくしかないので。ただ待つだけは嫌だった」と、W杯前に環境を変えることを決めたわけを明かした。

 1860ミュンヘンは現在リーグ戦第19節を終え、首位ケルンから勝ち点11差の8位。1部との入れ替え戦に臨むことができる3位に位置するカイザースラウテルンとは勝ち点3差となっている。大迫は、「このチームとともに1部に昇格することが第一の目標ですし、そのためにはやっぱり僕が(点を)獲り続けなければ達成できない目標だと思っています。そうしていくだけで、本当に次の世界というのが見えてくると思うので、まずはそれを続けていくだけだと思います」と、意気込みを語ると、「すごく良い経験になると言ってくれたので、みんなが。成長するために選びました」と、2部チームへの移籍を選んだ理由について、周囲の後押しがあったとコメントした。

 初の海外挑戦となるが、ドイツ語を勉強するか問われると、照れながらも「Ja(ドイツ語で『はい』)」と答えた大迫は、「言葉とかが通じるのは難しいと思いますけど、まずはサッカーをしに来たので、サッカーだけを考えています」と、決意を口にしている。

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