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ウルグアイ代表監督と少年の心温まる会話「何より大切なのは…」

2023.11.29

ウルグアイ代表を指揮するビエルサ監督 [写真]=Getty Images

 ウルグアイ紙『エル・オブセルバドールが』が28日、ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督が国内リーグを視察時に見せた少年とのやりとりを紹介した。

 アルゼンチン出身で現在68歳のビエルサ監督は、“エル・ロコ”(スペイン語で狂人)の異名を持つ稀代の戦術家として知られている。ニューウェルズ、アスレティック・ビルバオマルセイユラツィオリーズなど、世界各国のクラブで監督を歴任。また、1998年から2004年にかけてアルゼンチン代表、2007年から2011年にかけてチリ代表を率い、2度のワールドカップを経験し、今年5月にウルグアイ代表監督に就任した。「FIFAワールドカップ26」南米予選ではこれまで6試合を指揮し、4勝1分け1敗でウルグアイ代表は2位につけている。

 ビエルサ監督は、28日に行われたウルグアイ1部の後期リーグ第13節、フェニックスとペニャロールの試合を視察。収容人数5500人ほどのフェニックスのホームスタジアムで一般の観客に混じって試合を観戦しサポーターに声をかけられると、気さくに写真撮影や会話などに応じた。

 そこでビエルサ監督は、交流をもった少年に対し、「君が自転車、もしくは(南米のお菓子)アルファホールやチョコレートが詰まった箱をもらったら、応援するクラブを(ビエルサ監督にとっての古巣でもある)ニューウェルズに変えられる?」と質問。すると少年は「はい」と答え、まわりの大人たちは「それはダメだよ。君はフェニックスのサポーターなんだから」と少年に言葉をかけた。

 そこでビエルサ監督が再び少年に「ニューウェルズとフェニックスどちらを選ぶ?」と質問すると、少年は「ニューウェルズ」と即答。ビエルサ監督は屈託のない笑顔を見せたあと、少年に向かい「君にあることを伝えたい。伝えたいのはひとつ。誰かが君にどんなものを与えようと、君はずっとフェニックスサポーターだ。ニューウェルズよりも、自転車よりも、箱入りのアルファホールよりもね。何より大切なのはフェニックスなんだ」と応援するクラブへの愛を貫く姿勢を説いたという。

By サッカーキング編集部

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