サンパウロ加入が決まったJ・ロドリゲス(2022年3月撮影) [写真]=Getty Images
サンパウロは29日、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが2025年6月30日までの契約で加入することを発表した。
現在32歳のJ・ロドリゲスは、母国のエンビガドで14歳にてプロデビューを果たし、2008年にバンフィエルド(アルゼンチン)へ移籍。2010年夏に加入したポルトで欧州上陸を果たすと、同クラブで評価を高め、2013年夏に移籍金4500万ユーロ(約70億円)でモナコに完全移籍した。
FIFAワールドカップブラジル2014で出色のパフォーマンスを披露し、2014年夏に移籍金8000万ユーロ(約124億円)でレアル・マドリードへのステップアップが実現。同クラブでは公式戦通算125試合に出場し、37ゴールをマークした。
しかし、レアル・マドリードでは徐々に出場機会を失い、2017年夏からは2年間バイエルンへの期限付き移籍を経験。2019年夏のレアル・マドリード復帰後も出番を得られず、2020年夏にフリートランスファーでエヴァートンに加入した。
エヴァートンでは“恩師”カルロ・アンチェロッティ監督の下で輝きを放ったJ・ロドリゲス。しかし、1年後に同監督がレアル・マドリードに引き抜かれると、後任のラファエル・ベニテス監督の構想から外れ、2021年9月にアル・ラーヤンへ完全移籍した。
アル・ラーヤンで1年間プレー後、2022-23シーズンはオリンピアコスに所属。昨シーズンは公式戦23試合に出場し、5ゴール5アシストを記録した。
コロンビア代表通算90キャップを誇るJ・ロドリゲスは、自身初のブラジルリーグ挑戦に際し、サンパウロのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「嬉しいよ。僕と家族にとって素晴らしいチャンスだ。人生における新たな局面だ。とても幸せな気持ちだし、いい気持ちでいっぱいだ。僕はビッグチームでプレーするのが好きだし、サンパウロはビッグチームだ」
By サッカーキング編集部
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