“サッカーの王様”ことペレ氏 [写真]=Getty Images for Pele10
かつてブラジル代表を3度のFIFAワールドカップ制覇に導いた“サッカーの王様”ことペレ氏が、がん治療のため母国ブラジルで入院したという。『ESPN』など各メディアが30日に報じた。
現在82歳のペレ氏は、2021年9月に大腸腫瘍の手術を受けて以降、定期的に入退院を繰り返してきたという。『ESPN』によると、近年は股関節の痛みなど健康状態に悩まされており、1人で歩くことも難しい日々が続いていたようだ。今回の入院も当初は“緊急事態”の可能性があると見られていた。
しかし、ペレ氏の娘であるケリー・クリスティーナ・ナシメント氏がInstagramの投稿で“緊急事態”であることを否定。「今日、父の健康状態について多くのメディアが警鐘を鳴らしています。現在、父は病院で投薬治療を受けており、家族がブラジルを訪れています。ですが、緊急事態や悲惨な予測などは現時点で何もありません」と発した。
また、『ESPN』ブラジル版もあくまで検査の一環だと報じた。がん治療だけでなく、いくつかの健康状態を検査することが今回の入院の目的だという。
By サッカーキング編集部
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