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「一番大事なのは…」 コロンビア史上最高の“点取り屋”ファルカオ、チームへ伝えたい思い

2022.09.20

コロンビア代表に言及したFWファルカオ [写真]=Getty Images

 ラージョ・バジェカーノのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、同国代表について言及した。20日付でスペイン紙『アス』が伝えている。

 現在36歳のファルカオはリーベル・プレートの下部組織出身で、2005年にトップチームデビュー。その後、アトレティコ・マドリードやモナコ、マンチェスター・Uなどを経て、2021年夏にラージョ・バジェカーノへと加入した。欧州各国のリーグで“ストライカー”としてゴールを量産するとともに、“母国”コロンビア代表の歴代最多得点記録となる「35」を保持。2014年に行われたブラジルW杯は、大ケガにより無念の欠場となったが、4年後のロシアW杯で悲願の本大会初出場を成し遂げている。

 FIFAワールドカップカタール2022・南米予選で敗退し、本大会出場を果たせなかったコロンビア代表。4年後のW杯に向けて始動した同国代表について、ファルカオは「新しいプロセスが始まることに、とてもワクワクしている。ピッチ内外で貢献したい」と胸を躍らせつつ、「僕たちは非常に熱心だ。物事をうまくやり、プロセスが幸せな結末を迎えることを切望している」と意気込みを示した。

 来年2月には37歳の誕生日を迎えるファルカオは、チーム内における自身の役割について「最も大切にしていることは、若手選手たちがチーム内で快適に過ごせるように自信を持たせること」と告白。また「モチベーションは変わらない一方で、責任は増していく。一番大事なのは、コロンビア代表のシャツを着れるという感動を、決して絶やさないこと。僕たちベテラン選手が若手選手たちに伝えていかなければならない」と“カフェテロス(代表チームの愛称)”のシャツを纏うことの意味を語っている。

 2005年にコロンビア代表デビューを飾り、代表チーム史上最高の点取り屋へと成長を遂げたファルカオ。自身2度目の本大会出場は叶わなかったが、4年後のW杯に向けて始動した新チームに“エル・ティグレ(ファルカオの愛称)”はピッチ内外で貢献していくだろう。

By サッカーキング編集部

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