メッシ(手前)とディ・マリア(奥)[写真]=Getty Images
アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督が、カタールW杯終了後に同国代表引退の意向を示したMFアンヘル・ディ・マリアと代表引退の可能性が報じられているFWリオネル・メッシに言及した。28日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022南米予選・第16節終了時点で10勝5分(1試合未消化)の2位につけ、すでに本大会出場も確定させているアルゼンチン代表。25日に行われた第17節ベネズエラ代表戦でもMFディ・マリアとFWリオネル・メッシがゴールを決めて、3-0で勝利した。
コパ・アメリカ2021で悲願の優勝を成し遂げたアルゼンチン代表の攻撃を牽引してきたディ・マリアとメッシ。ベネズエラ代表戦後にディ・マリアは自身の公式Instagramで代表引退の意向を示し、メッシは「色々なことを考え直さなければならないだろう」と発言している。
一部現地メディアでは両選手の代表引退が大々的に報じれれているなか、スカローニ監督は「彼ら(メッシとディ・マリア)が壮大な今を生きているのになぜ、将来のことを考えるのだろう。なぜ、今を楽しまないのか?」と披瀝。さらに「ワールドカップが終わった後のことを考えるのは無駄なことだ」と胸中を付け加えた。
また、スカローニ監督は「いつも言っているように、サッカーはとても難しくて予測不可能。イタリアが(W杯に)出場できないことを鑑みればね」と言及。続けて「なぜなら、彼らは世界最高のチームの一つだと思うし、ヨーロッパのチャンピオンだ。この結果は、サッカーがいかに難しいかを示している」と自身の見解を示している。
By サッカーキング編集部
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