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合計8枚のレッドカード…リベルタ杯で前代未聞の大乱闘が勃発

2020.03.14

ヒートアップするグレミオとインテルナシオナルの選手たち [写真]=Getty Images

 ブラジル南部の都市ポルト・アレグレに拠点を置く2つのクラブ、グレミオとインテルナシオナル。当然、お互いに激しいライバル意識を持ち、直接対決は“クラシコ・グレナウ”と呼ばれる。コパ・リベルタドーレスのグループステージで実現したその2クラブの激突は、ダービーの域を超えた前代未聞の展開となった。

終了間際にフラストレーションが爆発

[写真]=Getty Images


 グレミオのホーム、アレーナ・ド・グレミオで行われたこの試合は、序盤から両チームの意地がぶつかり合う拮抗した展開。球際で激しいぶつかり合いが繰り返され、前半だけで5枚のイエローカードが提示されるハイテンションな試合となった。しかし、得点は生まれないまま試合は80分を経過。両チームのフラストレーションが高まると、88分にタッチライン際で小競り合いが発生。これをきっかけに、両チームのスタッフやベンチ入り選手も一気にヒートアップ。ピッチ内に乱入し、殴る蹴るの大乱闘に発展した。

事態は“警察沙汰”に

[写真]=Getty Images


 この事態は審判団やセキュリティスタッフだけでは収まらず、地元警察も出動する事態となり試合は15分間中断。両チームの試合出場選手3人ずつ、ベンチ入りしていたサブの選手1人ずつにレッドカードが提示され、両チーム4人ずつの計8人が退場処分を受けることとなった。

 試合結果は0-0のドローで決着。両者ともに多くの犠牲を払いながらも、勝利をつかむことはできずに終わった。

[写真]=Getty Images

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