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母国復帰のテベス、ロシアW杯出場へ意欲「戦いを諦めてはいない」

2018.01.31

ボカ復帰戦で1アシストを記録したテベス [写真]=Getty Images

 今年1月に中国スーパーリーグの上海申花から古巣ボカ・ジュニアーズに復帰した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、2018 FIFAワールドカップ ロシアの代表メンバー入りを狙う考えを明かした。30日付のスペイン紙『アス』が伝えている。

 テベスは27日にホームで行われたコロンとのリーグ戦にフル出場。自身3度目の“ボカ・デビュー”を果たすと、さっそく1アシストを記録して2-0での勝利に貢献した。来月5日に34歳の誕生日を迎える同選手は、2015年10月に行われたパラグアイ代表とのW杯予選を最後に代表でプレーしていないが、今年6月に行われるW杯本大会メンバー入りを狙うと宣言した。

「ワールドカップのための戦いを諦めてはいないし、(メンバー選考で)サンパオリ監督に楽をさせるつもりもない。もし監督が自分に疑問を感じているなら、今後4カ月でその考えを覆せるといいね」

 また、アルゼンチン代表を率いるホルヘ・サンパオリ監督も、テベスが代表復帰を果たす可能性を否定していない。同監督は「代表チームには、現在の我々のリストに入っていない選手の動向をチェックするスタッフがいる。テベスが目立った活躍を見せれば、彼も分析の対象になるだろう」と語り、今後のパフォーマンス次第で代表への返り咲く可能性があることを認めている。

 現在のアルゼンチン代表には、バルセロナのFWリオネル・メッシを筆頭に、マンチェスター・CのFWセルヒオ・アグエロやインテルのFWマウロ・イカルディ、またユヴェントスのFWパウロ・ディバラなど一流ストライカーが揃う。ベテランとなったテベスが、逆転でW杯メンバー入りを果たすことはできるのか。愛するクラブに帰還した同選手の新たな挑戦に注目が集まる。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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