ブラジルで国会議員として活躍しているロマーリオ氏 [写真]=Getty Images
1994年のFIFAワールドカップ・アメリカ大会でエースストライカーとしてブラジル代表の優勝に貢献し、現在は同国の国会議員として活躍しているロマーリオ氏が、糖尿病の手術による大幅な体重減で見た目がずい分と変わってしまったとドイツメディア『スポーツビルト』などが伝えている。
元々甘いもの、特にレモンタルトが大好物だったロマーリオ氏は、現役引退後の偏った食生活の影響などから血糖値が380から400の間という非常に高い数値に達してしまい、今から2か月ほど前に手術に踏み切ったという。
手術の結果、胃が小さくなって小腸の一部も切除されたため、体重は15キロも減少。29日にロマーリオ氏はインスタグラム上で自身の姿が写った画像を掲載したが、たしかに手術前や現役だった頃と比べると、痩せて小さくなったように見える。
それでも、「わたしは現在51歳だが、今までにないぐらい良い気分なんだ」とロマーリオ氏本人は語っていて、術後の経過は良好のようだ。ワールドカップでの優勝だけでなく、キャリア通算1000ゴールを達成するなど、サッカー史に名を残した伝説のストライカーの回復を、世界中のサッカーファンが願っていることだろう。
(記事/Footmedia)
By Footmedia